2012年9月28日
各 位
大阪市北区小松原町2番4号 大阪富国生命ビル | |
会社名 |
日本駐車場開発株式会社 |
代表者の 役職氏名 |
代表取締役社長 巽 一 久 |
(コード番号:2353 東証市場第一部) | |
問合わせ先 |
管理本部長 小野大三郎 |
電話番号 |
03-3218-1904 |
当社子会社による株式の取得(孫会社化)に関するお知らせ
当社は、平成24年9月28日開催の取締役会において、当社の連結子会社である日本スキー場開発株式会社が、白馬観光開発株式会社の株式を取得し、子会社化(当社の孫会社化)することについて決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.株式を取得する子会社の概要
(1) |
名称 |
日本スキー場開発株式会社 |
(2) |
所在地 |
東京都千代田区丸の内一丁目5番1号新丸の内ビルディング |
(3) |
代表者の 役職・氏名 |
代表取締役社長 鈴木 周平 |
(4) |
主な事業内容 |
・スキー場の運営 ・スキー場に関する総合コンサルティング |
(5) |
資本金 |
400百万円 |
2.株式の取得の理由
当社の連結子会社である日本スキー場開発株式会社は、現在、鹿島槍スポーツヴィレッジ(長野県大町市)、竜王スキーパーク(長野県下高井郡山ノ内町)と川場スキー場(群馬県利根郡川場村)の運営を行っており、会社設立以来、来場者数や売上高を伸長させるなど、スキー場再生モデルの確立に一定の道筋をつけながら、平成22年7月期にスキー場事業としての黒字化を達成してからは、より一層の発展に向けた取り組みを継続しております。
このたび株式を取得する白馬観光開発株式会社が運営する白馬八方尾根スキー場、白馬岩岳スノーフィールド(ともに長野県北安曇郡白馬村)及び栂池高原スキー場(長野県北安曇郡小谷村)の3スキー場は、歴史ある日本を代表するスキー場であり、なかでも白馬八方尾根スキー場は長野オリンピックのアルペン競技会場にもなりました。
当社は、これら3スキー場の持つ魅力や可能性に着目し、白馬観光開発株式会社を当社グループの一員として迎え入れることにより、当社グループ運営スキー場との相乗効果を発揮することで、日本のスキー場業界における競争優位性を確保し、更なるサービスの充実や事業基盤の強化が図れるものと判断しました。
3.孫会社となる会社の概要 (平成24年3月31日現在)
(1) |
名称 |
白馬観光開発株式会社 | ||
(2) |
所在地 |
長野県北安曇郡白馬村大字北城6329番地1 | ||
(3) |
代表者の 役職・氏名 |
代表取締役 舩曵 勇人 | ||
(4) |
主な事業内容 |
索道業、旅館業、食堂業、旅行業 | ||
(5) |
資本金 |
240百万円 | ||
(6) |
発行済 株式総数 |
480,000株 | ||
(7) |
設立年月日 |
1958年7月4日 | ||
(8) |
大株主及び 持株比率 |
東京急行電鉄株式会社(持株比率81.83%) | ||
(9) |
従業員数 |
124名(うち正社員76名)※平成24年8月31日現在 | ||
(10) |
決算期 |
3月 | ||
(11) |
当社との関係 |
当社との資本関係、人的関係及び取引関係はありません。 | ||
(12) 最近3年間の業績(単体) | ||||
決 算 期 |
2010年3月期 |
2011年3月期 |
2012年3月期 | |
売上高 |
2,295百万円 |
2,165百万円 |
2,215百万円 | |
営業損益 |
△75百万円 |
△271百万円 |
39百万円 | |
経常損益 |
△108百万円 |
△273百万円 |
△31百万円 | |
当期純損益 |
△328百万円 |
△274百万円 |
△48百万円 | |
総資産 |
5,271百万円 |
5,300百万円 |
5,158百万円 | |
純資産 |
1,314百万円 |
1,040百万円 |
990百万円 | |
(13) 子会社(当社のひ孫会社となる会社) | ||||
名 称 |
株式会社 岩岳リゾート |
信越索道メンテナンス 株式会社 |
栂池ゴンドラリフト 株式会社 | |
所 在 地 |
長野県北安曇郡白馬村 大字北城6329番地1 |
同郡白馬村大字北城 10060番地 |
同郡小谷村大字地千国乙12840番地1 | |
主 な 事 業 内 容 |
|
索道設備機器の据付 及び改造、同機器の メンテナンス等 |
普通索道業・ 特殊索道業・ 温泉浴場施設の経営 | |
|
75百万円 |
10百万円 |
200百万円 | |
白馬観光開発株式会社の 持株比率 |
65.00% |
55.00% |
80.00% |
(注)・東京急行電鉄株式会社(売主)は本件契約締結後に、(ⅰ)白馬観光開発株式会社および同社子会社の借入金弁済等を目的として白馬観光開発株式会社が第三者割当増資を実施し、売主が発行新株式の全部を引受けます。また、(ⅱ)売主子会社が保有する白馬観光開発株式会社の株式を売主が買い取ります。その上で、売主の保有する白馬観光開発株式会社の株式の全部を日本スキー場開発株式会社へ譲渡するものです。
・(8)の持株比率は売主子会社分を含めた比率です。
・2010年3月期、2011年3月期及び2012年3月期の財務諸表について、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づいた監査を受けておりません。
4.白馬八方尾根スキー場・白馬岩岳スノーフィールド・栂池高原スキー場の概要
|
|
白馬八方尾根スキー場 |
白馬岩岳 スノーフィールド |
栂池高原スキー場 |
(1) |
所在地 |
長野県北安曇郡白馬村 |
同左 |
同郡小谷村 |
(2) |
交通 |
上信越道長野IC~48km |
同49km |
同54km |
(3) |
ゲレンデ面積 |
200ha |
125ha |
156ha |
(4) |
標高 |
山頂1,831m (標高差1,071m) |
同1,289m (同539m) |
1,680m (同880m) |
(5) |
リフト |
全山で24本中の8本を 白馬観光開発㈱が運営 |
同14本中14本 |
同22本中11本 |
5.株式取得の相手先の概要 (2012年3月31日現在)
(1) |
名称 |
東京急行電鉄株式会社 |
(2) |
所在地 |
東京都渋谷区南平台町5番6号 |
(3) |
代表者の 役職・氏名 |
代表取締役社長 野本 弘文 |
(4) |
主な事業内容 |
鉄軌道事業、不動産事業 |
(5) |
資本金 |
1,217億24百万円 |
(6) |
営業収益 |
2,473億33百万円(2012年3月期) |
(7) |
従業員数 |
4,088人 |
(8) |
設立年月日 |
1922年9月2日 |
(9) |
株式上場 |
東京証券取引所 市場第一部 |
(10) |
上場会社と 当該会社との 関係 |
当社との資本関係、人的関係はありません。当社と当該会社及び当該会社の関係会社との間に、駐車場の賃貸借及び管理委託に関する取引関係があります。当該会社は、当社の関連当事者には該当しません。また、当該会社の関係者及び関係会社は、当社の関連当事者には該当しません。 |
6.取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況
(1) |
異動前の所有株式数 |
-株(所有割合 :-%) |
(2) |
取得株式数 |
1,832,561株 |
(3) |
異動後の所有株式数 |
1,832,561株(所有割合 :95.46%) |
(※)取得価額につきましては、売主との守秘義務契約を締結しているため、開示を控えさせて頂きますが、公正な価格と判断しております。
7.日 程
(1) |
平成24年9月28日 |
取締役会決議、株式譲渡契約締結 |
(2) |
平成24年11月1日 |
株式受渡期日(予定) |
8.今後の見通し
本件による当社グループの今後の業績に与える影響につきましては、本日同時に開示いたしました
「業績予想の修正に関するお知らせ」に記載しております。
以 上