難航する就職活動の先に、
「現場を持って自走したい自分」を見つけた
出身は新潟県。父が地域密着型のリフォーム会社を経営しており、小さい頃から地元のために働く父や会社の人たちの姿を見て育ちました。古い建物が解体され、綺麗な建物に生まれ変わる様子が子ども心にも刺激的でした。父の仕事によって街が変わっていくのを目の当たりにし、地域の役に立てる仕事をしたいとぼんやりと思うようになりました。大学は地元を離れて大阪へ。音楽に没頭し、将来のことなどほとんど考えることなく、日々がすぎていきました。正直なところ、ダメな大学生の典型だったと思います(笑)。3年になって就職活動を始めました。文学部だったこともあり、最初は出版系やメディア系の会社を受けていたのですが、なぜかしっくり来ず、就職活動は難航しました。周りの友人はどんどん内定が決まっていくのに、自分は何が違うんだろう。そう考えるうちに、大企業の一部となって働くのではなく、父のように現場を持ち自分で意思決定できる、主体的な働き方に魅力を感じていることに気づきました。NPDのことを知ったのはちょうどその頃。事業内容や先輩社員のインタビュー記事を読んで、「めちゃくちゃ面白そうな会社だな」と一気に惹かれました。中でも強く印象に残ったのが「自走の精神」という言葉です。「自分が本当に求めていたのはこれだ!この会社に絶対受かりたい!」と気持ちが固まりました。内定してから半年間、大阪の駐車場で内定者アルバイトをしたのですが、現場で毎日いろいろなことを覚えるのは楽しかったですね。また、卒業直前には実家に戻り、父のリフォーム会社にアルバイトで入って除雪作業をしました。身体を動かして地域の役に立つ喜びは大きく、将来は地域に貢献できる人間として戻ってきたいと改めて思いました。そのための修行としてNPDの先輩方からたくさんのビジネススキルを学びたいと、入社への気持ちもますます高まっていきました。