日本駐車場開発株式会社

夢は「持続可能な居場所づくり」。
ビジネスで必要なことをすべて学んで、最強の経営者を目指す

日本自動車サービス開発株式会社
シニアアソシエイト 齋藤 弥和 インドネシアのインターナショナルスクールから日本国内の大学へ進学。大学時代にNPOのインターンとして学生起業家のコミュニティ運営や若者の居場所づくりに取り組み、経営視点を持った場作りの必要性を感じる。2024年、将来の経営人材育成を目指す特別採用枠でNPD入社。日本自動車サービス開発株式会社にて日本駐車場検索サイトの窓口担当として、都内の複数のエリア拠点を経験。現在は東京都の港区エリアを担当している。

持続可能な社会貢献とは?
大学時代に抱いた問い

幼少期から高3になるまで、父の仕事の都合でインドネシアに住み、インターナショナルスクールに通っていました。「いつか経営者になりたい」。そう思ったのは、小学生から通っていたインタースクールの環境が影響しています。友達の家族はほぼ全員自営業という環境で、大人になったら起業するのが当たり前だと思っていました。転機となったのは高3のとき。家族の都合で急に帰国することになりました。新しい環境に常に気が張っており、家も安心していられる状況ではなく、どこにも自分の居場所がないと感じたそのときの体験が、コミュニティ運営や居場所づくりへの関心につながっていきました。大学に入学したのはちょうどコロナ禍の始まった2020年。オンラインで授業を受けるかたわら、NPOのインターンとして、学生起業家のコミュニティ運営や、若者が立ち寄ることができる次世代型のスナックなどの取り組みを始めました。コミュニティやスナックでは、日々自分の持ち場で戦っている人たちが、肩の荷を降ろして気軽に本音を話すことができます。そんな場をつくることにやりがいを感じた反面、持続可能性にも課題を感じていました。「家でも職場や学校でもない、第三の場所を持続的に運営していくには、もっと経営的な手腕が必要なのでは?」と思っていたときに出会ったのがNPDでした。実は、始めに「社会課題をビジネスで解決する」というミッションや「ハッピートライアングル」という経営理念を読んだときには半信半疑だったんです(笑)。駐車場の事業と社会課題の解決がにわかには結び付かなくて。でも、説明会や面接で話を聞くほどに、それが真実であることが伝わってきました。中でも印象的だったのは、那須で展開しているエキナカこども食堂や保護犬活動の話です。本業のテーマパークと紐づいた形で社会貢献事業が展開されていることに、「本当にハッピートライアングルが実現されているんだ」と衝撃を受けました。ビジネスと社会貢献の両輪で持続可能性を追求する姿に強く共感し、ここで働けば最終的に自分の夢に行き着けると思い、入社を決めました。

日々打ちのめされながら学ぶ、仕事と経営の基本

2024年に入社し、日本駐車場検索サイトの窓口業務を中心に、担当エリアの駐車場マーケットを活性化する事業に関わっています。入社以来いくつかのエリアを担当するうちに、地域ごとに課題や特性が違うことが見えてきました。いまは東京都の港区エリアの担当をしていますが、港区は、お客様が必要としている大型の高級車に合ったハイスペックな駐車場の供給が少ないのが課題です。どうやってお客様に喜んでいただける契約に結びつけるか、工夫のしがいがあります。まだできることも経験も少ない中で、売上目標をどうやって達成するか悩みますが、クリアする楽しさの方が大きいですね。いま、NPDの巽社長と毎日日報のやりとりをしていますが、新卒から経営者とここまで密に関わることができる機会があることはとても貴重だと感じています。あるときは「泥くさいことからやっていくのが大切なんだよ」と私の足りない部分を指摘していただいたり、また別のときには、私では到底思いつかないアイデアを教えていただいたりと、直面している出来事に即して実践的に学ぶことができるのがありがたいです。自分の至らない部分を直視し、打ちのめされっぱなしの毎日ですが、アドバイスを受けるたび、新しい見解に触れられることが嬉しくもあります。最近、マネージメントにもチャレンジし始めました。手本はやはり、巽社長です。私が落ち込んでいると、どこかにカメラでもついていたのかと思うほど良いタイミングでアドバイスをくださるんです。私自身がこうなっていかなくてはならないんだなと、マネジメントされながらマネジメントを学ぶ毎日です。ハッピートライアングル実現のための創造力も、人を大切にするマネジメント力も、私が身につけていくべき資質。入社してから、目指すべき経営者像がぐっと具体化していると感じています。そして、さらに、持続可能な居場所をひとりではなく仲間と一緒につくりたいという思いが強くなりました。その夢を実現するには、まずは私自身が、この会社の中でしっかり一本立ちできる「最強の経営者」になる必要があります。周囲は経営力をもった人ばかりですが、その中で埋もれないよう、ガツガツ上がっていく。そんな気概をもって仕事に邁進していきたいです。


※掲載情報は取材当時のものです。