動けば動いただけ結果が出る。
大変さとやりがいは表裏一体。
NPDの会社説明会に足を運んだのは、たまたまスケジュールが空いていたから。NPDは新卒採用を始めてまだ1年目でしたが、不稼働な駐車場区画をサブリースするというビジネスモデルと経営陣に惹かれ、エントリーしました。その時はまだ、複数受けているうちの1社という意識でしたが、内定の連絡をいただいた日の夜に現副社長の川村から電話がかかってきたんです。「他にどこを受けているのか」、「是非うちに来て欲しい」と、1時間半にも及ぶ電話でした。その時思ったんです。「こんなにも自分に時間を使ってくれる会社の役員と出会うことはもうないだろうな」。その場で入社を決め、スパッと就活をやめました。入社当日の2003年4月1日、配属されたのはその日オープンの青山ベルコモンズ(当時)の駐車場。近隣の駐車場から集結した優秀なアルバイトが揃う中、何も知らないのは新入社員の自分だけ。もちろん焦りましたが、駐車場で事故やトラブルが起きた場合にどうすればいいのか、売上を上げるために何をすればいいのか、わからないことは全てエリアの担当者にアドバイスをもらいながら、自ら考え、精力的に動きました。当時は新規にオープンする駐車場の数が右肩上がりのスーパー全盛期。1年目の終わりには4つの駐車場を担当し、アルバイトに指示を出しながら、並行していくつかの新たな物件の開業準備を進めている状態でした。大変さもありましたが、自分が動けば動いただけ数字が上がり、状況が改善するので、やりがいも大きかったです。また、入社の3ヶ月前にJASDAQに上場、2004年に東京証券取引所市場2部上場、2005年には同市場第1部上場。会社のステージが上がる過程を現場で緊張感とともに経験することができました。会社の成長もそうですが、仲間と一緒に働くことがとても楽しくて、今振り返っても、当時の私のチームはものすごく勢いがあったなと感じています。