自分の意思決定が直接経営に反映される。
重圧もやりがいも味わいつくす毎日。
未経験だった財務経理の担当としてNPDに飛び込んだのは2009年。会社の成長を後押しする職務に惹かれたことが転職の決め手になりました。当時は会社組織の変化が激しいフェーズ。子会社や海外事業が増えるにつれ、関連する会計基準や税法がそれぞれ違うので、日々新しい知識を自分でアップデートしないといけませんでした。それが非常におもしろかったですね。転機が訪れたのは5年目の夏です。カーシェアリングを主な事業としているNCSへ出向、さらに翌年には取締役に就任しました。イチ経理部員だった私が経営陣なんて務まるのだろうかとさすがに悩みましたが、オファーをもらったということは期待されているということ。それに、やってみなければ自信もつかないと考え、思い切ってやってみました。経営陣として求められるのは、メンバーの目標やモチベーションなどを管理しながら会社として高いパフォーマンスを出すこと。よりユーザー様と近い場所でニーズを叶える提案ができることにやりがいを感じました。そして2020年に、本社であるNPDの取締役に就任しました。現在は、NPDの取締役と財務経理部部長を兼務しています。IRや事業のガバナンスに携わると同時に、グループ全体の事業に人材を輩出していくことも私が取り組む重要なミッションです。どちらもNPDグループの成長を土台から支える役割だと感じています。一方、取締役は、経営陣の1人としてグループ全体の経営の意思決定をしていく役割です。どの事業にどのような形で資源を投資するのか、的確な判断が求められます。また、最近はサステナビリティや社会的責任に対し、どのようにアクションしていくべきかも問われます。もちろん責任や重圧もありますが、自分の考えや意思決定がそのまま経営に反映されることはやりがい以外の何ものでもありません(笑)。