「環境に左右されない人間になりたい。」
自分の思いと会社のビジョンが重なった
長期留学先だったマレーシアで起業家団体のインターンをしていた頃に、コロナ禍が始まりました。事業が落ち込む中でも、自分たちができることや新しく始められることを前向きに模索する起業家たちの姿を目の当たりにして、私も環境に左右されず、自分の道を切り開いていく生き方をしたいと思うようになりました。NPDへの入社の動機となったのは、「世界100都市に展開し、100人の社長を輩出し、100年続く会社をつくる」というビジョンや、社長の下で学べる環境を知ったこと。自分の描くビジョンと重なり合うのを感じ、ほぼ即決で入社を決意。すぐに「新卒入社した女性社員の中で、最速で最年少の経営者の一人になる」ことを目標に掲げるようになりました。配属された大阪心斎橋エリアでの営業成績が認められて、2年目に1〜3年目の若手社員を対象とした「ニューリーダー賞」を受賞し、那須興業株式会社の取締役にならないかと声をかけていただきました。取締役になってすぐに担当した宿泊部門では、那須高原りんどう湖ファミリー牧場内にあるグランピング施設の、4棟から16棟への増設を実現。自分の手で新しい何かを創り出す面白さを味わいました。いまは物販とカフェ事業を担当し、牧場の新鮮な牛乳を活かした自社オリジナルの製品開発やブランディングに注力しています。自分が生み出した施策が、ショップ利用者数の増加といった具体的な数字に反映されるようになってきており、とてもやりがいを感じています。物販のショップは牧場のゲートの外にあるため、入場者以外も利用が可能です。「牧場の土産物ショップ」という立ち位置を超えて、那須のおいしい乳製品や名産品が購入できる新たな観光スポットとしてのポジションを築きたいと考えています。