お客様の喜ぶ顔をやりがいに
スキー場事業の立ち上げに参画
就職活動中は業界を絞り込むことはせず、魅力的な経営者の近くで働けるベンチャー企業を視野に入れていました。NPDの個別説明会で印象的だったのは、当時の役員が全員出席していたこと。経営にたずさわる仕事をしたいと思っていたので、「経営者の近くで働く環境がここにはあるんだ」と、強く惹かれました。後に日本スキー場開発の創業社長となる氏家の面接を受けたのですが、「2、3年頑張って独立できるような力をつけたい」と言ったら、「3年は長すぎる。もっと短いスパンで成長して実現する計画を考えろ」と言われたんです。とても面白い人がいるな、面白い会社だなと思ったのを覚えています。そして入社5年目の時、氏家が日本スキー場開発を立ち上げることになったので、氏家の下で働きたいと手を挙げました。もともとスノーボードが大好きだったので、当時衰退産業と言われていたスキー業界を盛り上げていきたいという思いもありました。最初は大変でしたけど、まだ「地方創生」という言葉もない時に、都会からのお客様がスキーを通して地方の自然を体感し、喜んでくれる姿がとても印象的でしたね。お客様の喜ぶ顔が自分のやる気へとつながっていきました。3年後に竜王スキーパークの代表取締役社長になった時は、まったく予測していなかったので驚きました。ただ、N P Dグループは若手にどんどんチャレンジさせる社風なので、チャレンジする機会を与えられたからには、与えられたポジションに責任を持てるよう成長していきたいと奮起しました。