海外経験を人生の財産にしてほしい。
ファウンダーとしての挑戦。
TCK Workshopは、帰国子女・海外子女の子どもたちの成長と学習を支援する、オンラインの家庭教師サービスです。教えているのは、高校生までの子どもたち。小さい子ですと7歳のお子さんもいます。毎日、世界が夕方になる順番で授業をするんです。こちらの早朝が、ちょうどアメリカ東海岸の夕方にあたるので、その地域に住んでいる子どもたちの授業からはじまり、西海岸、アジアと続いて、日本が深夜になる頃、ヨーロッパの子どもたちが学校から帰宅してきます。社員みんなで、1日中ずっと「おかえり」と迎えてあげている感じですね。日本で生まれて、ご家族の仕事の都合などで海外に移り住むことになると、言葉はもちろん、文化の違いでも戸惑いを覚えてしまいます。そこで、海外で育った子どもたちが抱え込みがちな独特な悩みに寄り添い、勉強で自信をつけてそれを乗り越えていくお手伝いをすることが、私たちの仕事です。TCK Workshopで働く社員たちは、皆それぞれに国際経験が豊かな人ばかり。だからこそ、ただ単に勉強を教えてあげるだけではなく、他の人では共感できないような悩みに親身になって応えることもできます。子どもたちが自分では短所に感じてしまうパーソナリティも、個性であり長所なのだと伝えることで、自分自身を肯定できるようになってほしい。そんな想いで仕事をしています。日本では現在、1年間に約1万人もの帰国子女が生まれています。しかし、その子どもたちをサポートするだけの教育体制が整っているかといえば、現状はなかなか難しいものがあります。海外で生活する子どもたちにも、日本に帰ってきた子どもたちに対しても、単に学習を支援するだけでなく「異なる文化を理解し、愛していく力」を身につけて欲しい。そんな想いからTCKWorkshopを立ち上げたのが2014年のこと。そこから7年間、ファウンダーとして、代表取締役として、充実した日々を過ごしてきました。