日本駐車場開発株式会社

仲間も、会社も成長させたい。
管理部門のリーダーが描く、
「みんなが嬉しい」ビジネス像。

日本駐車場開発株式会社
取締役 財務経理部長 窪田 礼子 大学時代は建築のデザインを学ぶ。新卒で不動産営業に2年間勤務したのち、2009年1月にNPDに転職。未知の領域だった財務経理を担当する。NCS(日本自動車サービス開発)取締役を経て、2020年にはNPD取締役に就任。経営陣として、管理部門のリーダーとして、顧客への価値創造、社員のやりがい、会社の成長を追求し続けている。

自分の意思決定が直接経営に反映される。
重圧もやりがいも味わいつくす毎日。

未経験だった財務経理の担当としてNPDに飛び込んだのは2009年。会社の成長を後押しする職務に惹かれたことが転職の決め手になりました。当時は会社組織の変化が激しいフェーズ。子会社や海外事業が増えるにつれ、関連する会計基準や税法がそれぞれ違うので、日々新しい知識を自分でアップデートしないといけませんでした。それが非常におもしろかったですね。転機が訪れたのは5年目の夏です。カーシェアリングを主な事業としているNCSへ出向、さらに翌年には取締役に就任しました。イチ経理部員だった私が経営陣なんて務まるのだろうかとさすがに悩みましたが、オファーをもらったということは期待されているということ。それに、やってみなければ自信もつかないと考え、思い切ってやってみました。経営陣として求められるのは、メンバーの目標やモチベーションなどを管理しながら会社として高いパフォーマンスを出すこと。よりユーザー様と近い場所でニーズを叶える提案ができることにやりがいを感じました。そして2020年に、本社であるNPDの取締役に就任しました。現在は、NPDの取締役と財務経理部部長を兼務しています。IRや事業のガバナンスに携わると同時に、グループ全体の事業に人材を輩出していくことも私が取り組む重要なミッションです。どちらもNPDグループの成長を土台から支える役割だと感じています。一方、取締役は、経営陣の1人としてグループ全体の経営の意思決定をしていく役割です。どの事業にどのような形で資源を投資するのか、的確な判断が求められます。また、最近はサステナビリティや社会的責任に対し、どのようにアクションしていくべきかも問われます。もちろん責任や重圧もありますが、自分の考えや意思決定がそのまま経営に反映されることはやりがい以外の何ものでもありません(笑)。

個人の成長は会社の成長に直結する。
「背伸びかな」と思っても挑戦してみてほしい

日々の仕事の中でふと、一緒に働くメンバーの成長を感じることがあります。もっとみんながやりがいを持って働ける環境をつくりたい、積極的に意見を言える環境をつくりたい、そう考えるとモチベーションが上がります。私たちの仕事は人が資本。社員の成長が事業や会社の成長に直結しますから、そのためのサポートは惜しみません。常日頃から心掛けているのは、メンバーとできるだけ話をすること。具体的な業務の話もしますが、少し先の未来の話をすることもあります。相談を受けることも多いのですが、頼ってもらい、その人の成長に役立てたら嬉しいですね。いつか一緒に経営陣として関わっていけたら、と楽しみです。NPD全体の新卒入社社員の男女比は、ほぼ5:5。女性の方が多い年もあります。求める人材に男女の区別をつけることはありません。一方で、それまで仕事に邁進していても、出産して復帰すると「そこまでしなくても」と思う人もいるでしょう。でも、チャレンジしてみると面白いし、意外とできることもあるのではないかと思うんです。NPDグループにも、就業時間や場所を柔軟に対応できる部門が増えています。育児の忙しい時はそこで頑張り、子育てが落ち着いたら別のフィールドに挑戦する。そんな選択肢もこの先増えてくるといいなと思います。私たちの経営理念は「ハッピートライアングル」。関わる人みながハッピーになるビジネスを目指しています。そのためには、働いているメンバー一人ひとりがトライアングルを形成していると感じられることも大切です。自分の成長や新しいことへの挑戦に意欲をもてる人なら、ハッピートライアングルを形成しながら仕事ができるのではないでしょうか。一方でもったいないと思うのは、自分の可能性の範囲を頭から決めてしまうことです。「難しいな」「少し背伸びかな」と思った時にこそ、自分自身も、オファーしてくれた人のことも信じて、ひとつずつ挑戦を重ねていってほしいですね。


※掲載情報は取材当時のものです。